事前相談等のお客様からのご質問の一つに「皆さんはどうされていますか？」「一般的にはどうですか？」というご相談があります。
ご質問の意図はわかります。しかし、ひとつとして同じ葬儀はないのです。生まれる前の小さな命、百歳を超える尊い大往生、突然すぎる悲しい別れ、長い闘病生活を終えた別れ、その日は様々な形で訪れます。大切な方を失った悲嘆は、はかりしれません。もっと話したかった、好きなものを食べさせてあげたかった、孫にもっと会わせてあげればよかった、ああしておけばよかったのに、あの時なぜ・・・と、後悔は尽きません。
故人様は、ご家族や知人の方々にとって唯一無二の存在です。故人様の想い、ご家族の想い、ひとつひとつを汲み取り、同じプランであろうと、それぞれの送り方で見送ることができたなら、葬儀が「グリーフ（悲嘆）ケア」の一つとなるのではないでしょうか。
新しい会館も始まりました。皆様に選択肢を多数提供し、葬儀に携わる者として、決して慣れることなく、非日常の日を迎えた方々のお世話を務めさせていただきます。
新しい会館も始まりました。皆様に選択肢を多数提供し、葬儀に携わる者として、決して慣れることなく、非日常の日を迎えた方々のお世話を務めさせていただきます。